ライズオブザロボット2

優秀なクソゲーで、海外生まれは伊達では無い素晴らしいゲーム。
しかし、不思議と惹かれてしまうのは、このゲームの世界観と独特のデザインのロボット達のおかげだろう。
格闘洋ゲーとしてのお約束的技「究極神拳」はもちろん搭載しており、このゲームでは「ターミネーション攻撃」と言われている。

日本のサイトにゃまともな技表が見つからなかったので、
自分用の覚え書きという意味も込めて技表とか、ストーリーをわかりやすく書いてみる。

ストーリー


*ライズオブザロボッツ*

地球から生命が存在できる環境が無くなってから数年。
極限まで高度化された科学と産業を得た代償に、環境はすっかり汚染され
その中で人類はその労働力の大半をロボット達にゆだねていた。

人類は、得た科学力によって作りだした「メトロポリス」と呼ばれる人工ドームで暮らしていました。

ロボット産業最大手メーカー「エレクトロコーポ社」のあるメトロポリス4では、
ほぼ全ての労働が産業ロボットにより行われ、その統括、工場長さえもアンドロイドである「スーパーバイザー」が行っていた。

ところが、完璧に思われていた「スーパーバイザー」が突如として“自己プログラムを邪悪に書き換えるエゴ・ウイルス
に感染してしまったのである!

工場長であるスーパーバイザーは、工場内の全てのロボットをエゴ・ウイルスに感染させ 戦闘用にしていきました。
目的は、ロボット社会の変革。エレクトロコーポ社のビルだけではなく、メトロポリス4を完全に支配する事でした。

事件が表沙汰になり、社会的地位の失脚を恐れたエレクトロコーポ社は、秘密裏にスーパーバイザーを破壊するため
メトロポリス4にサイボーグ(コトン)を送り込んだ。


*ライズオブザロボット2*

エゴ・ウイルスとは スーパーバイザーが“感染”したのでは無く、
ロボット達を意のままに操るためにスーパーバイザーが造りだしたウイルスであった。
スーパーバイザーは最初から“やる気”だったのである。

コトンは、工場内のロボット達を倒し ついにはスーパーバイザーとの戦いに勝利したと思った…
だが逆だった。コトンはスーパーバイザーに吸収されてしまったのだった。

スーパーバイザーの目的は、コトンの“脳”であった。
サイボーグがゆえに、人間の脳を備えたコトンの“限りなく人間に近い感情”を欲していたスーパーバイザーは、
コトンを取り込み 吸収したのである。

コトンの“人間的能力”を得たスーパーバイザーは、そのデータを工場内全てのロボットに写し、
ロボット達は 新たな“知能”を得たのである。

…コトンの精神データはスーパーバイザーによって エレクトロコーポビルのニューロコンピューターの中に管理、幽閉されていた。


一方、エレクトロコーポ社の人間達には、コトンはまだ“生きている”事だけは、わかっていた。
だが連絡を取り合う術もなく、少なくともスーパーバイザーの破壊には成功していない現時点で 科学者達は焦っていた。

このまま放っておけば、メトロポリス4は完全に支配されるであろう。こうなればビルごと破壊するしか無いが、
そうなれば事件は公になってしまう。サイエンティスト達は みんな その手段に弱腰になっていた…



とにかく、サイエンティスト達は“エゴ・ウイルス”について研究し、解毒ウイルスの開発を急いでいた。
しかし開発に手間取っている中で、偶然新しいウイルス「Aウイルス」が発見された。

「Aウイルス」に感染すると、自分自身を中心とした世界観を持ち 完全に独立した精神を得る。
こうなれば、スーパーバイザーのエゴウイルスによる統制から各ロボット達は解き放たれるのだが、副作用もあった。
感染したロボットは“全てのものが自分中心ゆえに、他が自分を襲ってくる”という妄想に取り付かれてしまうものだあった。


サイエンティスト達は、コトンのデータには感染しないようにシールドを貼り、
Aウイルスをエレクトロコーポビルのニューロコンピューターへ送り込んだ。

ビル内のロボット達は次々にAウイルスに感染し、それぞれが麻薬を受けたようなショックを得ていた。

コトンは脱出のチャンスを考えていた。今やニューロコンピューター自身とも言えるコトンは、
このチャンスに工場内のどのロボットのボディにも乗り移る事が出来た。
そして、今までの戦いの経験から、どのロボットの長所も、弱点も知り尽くしていた。

工場内のロボットどれかに乗り移り、そしてまたスーパーバイザーを破壊しに行かなくてはならない。



ターミネーション攻撃について

ロボット達の技表

隠しロボット